もう悩まない!会社の人間関係

良い人間関係を築くには我慢も必要

前の職場の同僚Cとは、今も連絡を取り合っています。連絡はメールを通すことが多いのですが、長文のメールをやりとりしているうちに会いたくなり、先日、食事をすることになりました。Cは直属の上司のことが大変苦手です。「丑三つ時に、神社で呪いのわら人形を打ち付けてやる」という言葉が出てくるぐらい苦手意識を持っています。その日の食事の間も、Cの口からは上司の愚痴がとめどなく溢れました。もう我慢も限界に達しつつあるようです。
Cが上司とうまくいっていない一番の理由は、性格の不一致にあります。Cは活発で、いつもエネルギーに満ちています。そのため、声も大きくて、行動も激しい傾向にあります。

 

一方、上司は生真面目かつ繊細なタイプです。Cは仕事の失敗で上司に叱られることは我慢できます。注意を聞くだけの素直さを持っています。Cが上司に対して怒っているのは、仕事についてではないのです。性格の違いで気に入らないことを、いちいち指摘されるのをたまらないと感じています。
たとえば、上司はCの声の大きさや、本などの紙をめくるときの音が我慢なりません。

 

「この前なんかね、『セロテープを使うときは、そ〜っと引っ張ってください』なんて言われたんだよ」と、Cは私に打ち明けました。確かにCはときどきオーバーアクションだと感じられるときがあります。しかし、それは元気で快活なCの長所でもあります。Cは仕事が速いですし、私はCのバイタリティーと行動力には敬服しています。私は力のみなぎっているCをうらやましくさえ感じているのです。Cにとっての災難は、たまたま直属の上司が神経質な人間だったということです。相性が合わない、という言葉につきます。
 他人同士が狭い空間を共有しているのですから、少しは我慢が必要です。会社勤めをしていると、好きな人とだけ付き合うわけにはいきません。我繰り返しです。上司も、もう少し我慢してくれたらよいのに、というのが私の感想なのですが、神経質な人にとって、Cの行動の激しさは我慢できないものなのでしょうか。

 

上司が変わらないならば、Cが変わるしかありません。相性の合わない上司のもとで働くことで、我慢強さが身につき成長につながる、と思ってくれればよいのですが、話を聞いている私から見ると、そこまで割り切るには、まだまだ時間が必要なようです。それまでは、私が愚痴の聞き役をつとめるつもりでいます。もちろん、私に我慢できる程度で。

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