もう悩まない!会社の人間関係

悪口による人間関係のこじれについて

毎日顔を合わせていると、職場の人間に対して不満を感じることもあるでしょう。私も会社務めしている間は、実に多くの不満を抱えていました。私が特に不満を感じた相手は、同じチームで仕事をしている同僚でした。彼女は仕事を「うまいこと」サボろうとしました。難しい仕事をこっそり同僚になすりつけようとするのです。彼女がこっそり私のファイルに忍ばせた面倒な書類を発見して、ハラワタが煮えくり返りそうになることは日常茶飯事でした。

 

実際に彼女は「うまいこと」サボって得をしたわけではありません。ちゃんと仕事振りを見て評価を下してくれる上司はいましたし、彼女は上司ばかりではなく、私をはじめ、同じチームの同僚たちの信頼も得られなかったからです。だいたい、その手の同僚に対して不満を抱くのは、よくよく考えれば私の中に「うまいこと」サボりたいという欲求があるからで、「うまいこと」サボっている人に対する嫉妬心でもあったのです。しかし、不満で頭がいっぱいになっている私には、冷静に考えることもできませんでした。私の腹の虫はおさまることを知りません。他の同僚とよく、彼女の悪口を言ったものです。そうやって、私自身でその職場を居心地の悪いものにしてしまっていました。悪口を言える雰囲気にある会社は、皆にとって居心地の悪いものです。実際、その会社は、悪口が横行していました。お昼休みはさることながら、仕事中にも、社内メールを使って会社の人間に対する悪口が飛び交います。

 

会社の人間に合わない人が出てくることは当然でしょう。腹の立つこともあります。それでも敢えて言わせてください。悪口は絶対に言わないことです。たとえ陰で言ったことであっても、大抵は相手に伝わるものです。人間は、自分の欠点をよくわかっています。ですので、人から自分の欠点を指摘されることは苦痛です。苦痛を与えられると、攻撃的になります。攻撃の矛先は、悪口を言った人に向かうでしょう。悪口を言っても、得になることはありません。

 

他人の悪口を言えば少しは気が晴れると考える人もいるでしょうが、それは錯覚、あるいは一時的なものです。不満は言い出したらキリがないですから、気持ちは晴れることがありません。次から次へと新たな不満が出てきて、さらに苦しむことになります。また、その職場が悪口を言える環境にあるということは、他の人も自分の悪口が言えるということなのです。そのような環境では、人間関係はさらに悪化するばかりです。どんな悪口を言わない人には、人望もできます。悪口を言われないという安心感を与えるからです。

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